JSON ツールセットには、JSON (JavaScript Object Notation) または GeoJSON とフィーチャクラスの間でフィーチャを変換するツールが用意されています。JSON および GeoJSON は、テキストベースで軽量の交換データ形式であり、ArcGIS と他のシステムとの間で GIS データを共有する目的に使用されます。この形式は言語に依存せず、Python、C#、Java、JavaScript など、ほとんどのプログラミング言語は JSON および GeoJSON の読み取り、操作、書き込みを行うためのライブラリを提供しています。
ツール
ツール | 説明 |
---|---|
フィーチャを JSON 形式に変換します。フィーチャのフィールド、ジオメトリ、および空間参照を、対応する JSON 表現に変換して、拡張子が .json のファイルに書き込みます。 | |
ArcGIS REST API 仕様に基づいて、JSON フィーチャをフィーチャクラスに変換します。フィーチャクラスには、JSON での定義に従って、フィールド、ジオメトリ タイプ、および空間参照が格納されます。 |
Featureset JSON
ArcGIS REST API 仕様は、特定のジオメトリ タイプ、フィールド、および空間参照を持つフィーチャのコレクションとして featureset を定義します。featureset の JSON 形式を下に示します。geometryType、Spatial Reference、および Fields の各プロパティは、フィーチャのコレクションのジオメトリ タイプ、空間参照、およびフィールドを定義します。features プロパティは、フィーチャのコレクションを定義します。コレクション内の各フィーチャは、ジオメトリとフィールドの値を持っています (属性と呼ばれます)。hasZ プロパティと hasM プロパティはそれぞれ、フィーチャのジオメトリが Z 値と M 値を持っているかどうかを示します。
フィーチャセットの JSON 表現
{
"displayFieldName" : "<displayFieldName>",
"fieldAliases" : {
"<fieldName1>" : "<fieldAlias1>",
"<fieldName2>" : "<fieldAlias2>"
},
"geometryType" : "<geometryType>",
"hasZ" : <true|false>, //Added at 10.1
"hasM" : <true|false>, //Added at 10.1
"spatialReference" : <spatialReference>,
"fields": [
{
"name": "<field1>",
"type": "<field1Type>",
"alias": "<field1Alias>"
},
{
"name": "<field2>",
"type": "<field2Type>",
"alias": "<field2Alias>"
}
],
"features": [
{
"geometry": {
<geometry1>
},
"attributes": {
"<field1>": <value11>,
"<field2>": <value12>
}
},
{
"geometry": {
<geometry2>
},
"attributes": {
"<field1>": <value21>,
"<field2>": <value22>
}
}
]
}