概要
1 つ以上のフィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤーをジオデータベース フィーチャクラスに変換します。
使用法
選択したフィーチャを含むレイヤーを入力として指定した場合、その選択されたフィーチャだけが新しい出力フィーチャクラスに書き込まれます。
出力フィーチャクラスの名前は、入力フィーチャクラス名の名前に基づいて付けられます。たとえば、入力が「C:\base\streams.shp」である場合、出力フィーチャクラスの名前は「streams」になります。
同じ名前が出力ジオデータベース内にすでに存在している場合は、名前の重複を回避するために、その名前の末尾に番号が付加されます (たとえば、rivers_1)。
このツールでは、アノテーションはサポート対象外です。
- [フィーチャクラス → フィーチャクラス (Feature Class to Feature Class)] ツールを使用して出力フィーチャクラス名を制御する方法の詳細
構文
FeatureClassToGeodatabase(Input_Features, Output_Geodatabase)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
Input_Features [Input_Features,...] | ファイル ジオデータベース、パーソナル ジオデータベース、またはエンタープライズ ジオデータベースにインポートする 1 つ以上のフィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤー | Feature Layer |
Output_Geodatabase | 出力ジオデータベースあるいは関連先ジオデータベース。このジオデータベースは、ファイル ジオデータベース、パーソナル ジオデータベース、またはエンタープライズ ジオデータベースのいずれでもかまいません。 | Feature Dataset; Workspace |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
Derived_Geodatabase | 新しいフィーチャクラスを含むジオデータベース、またはジオデータベース フィーチャ データセット。 | ワークスペースまたはフィーチャ データセット |
コードのサンプル
FeatureClassToGeodatabase (フィーチャクラス → ジオデータベース変換) の例 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで FeatureClassToGeodatabase 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = 'C:/data'
arcpy.FeatureClassToGeodatabase_conversion(['climate.shp', 'majorrds.shp'],
'C:/output/output.gdb')
FeatureClassToGeodatabase (フィーチャクラス → ジオデータベース変換) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトで、FeatureClassToGeodatabase 関数を使用する方法を示します。
# Name: FeatureClassToGeodatabase_Example2.py
# Description: Use FeatureClassToGeodatabase to copy feature classes
# to geodatabase format
# Import modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = 'C:/data'
# Set local variables
in_features = ['climate.shp', 'majorrds.shp']
out_location = 'C:/output/output.gdb'
# Execute FeatureClassToGeodatabase
arcpy.FeatureClassToGeodatabase_conversion(in_features, out_location)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい