State Plane や UTM などの座標系では、歪みを最小限に抑えるためにゾーンを使用します。多くの場合、対象エリアが 2 つのゾーンを交差すると、それらのゾーンのエッジにあるフィーチャは一致しません。2 つのゾーンにかかるエリアについて解析を行うには、2 つの方法があります。1 つ目の、より簡単な方法は、カバレッジの 1 つを隣接するカバレッジのゾーンに投影するものです。下の例では、対象エリアの大半がゾーン 11 にあるため、ゾーン 10 がゾーン 11 に投影されています。
![マップ投影法ゾーン 1 マップ投影法ゾーン 1](GUID-CBD48FCE-8903-49FA-B8E6-1307D88803D1-web.gif)
ゾーンを結合するもう 1 つの方法では、両方のカバレッジを、ゾーンを持たない別の投影法に投影します。下の例はこの方法を示しています。通常、別の投影法として使用されるのは、ランベルト正角円錐図法や横メルカトル図法などの、元のゾーンの基本投影法です。投影法の選択の詳細については、「地図投影法の選択」をご参照ください。
![マップ投影法ゾーン 2 マップ投影法ゾーン 2](GUID-B2B3E0FF-BF1B-488E-99E0-30D51D41DFB9-web.gif)
どちらの方法でも、投影の歪みによるエラーが増えていることに注意してください。エラーは、投影の基準線から離れるにつれて増加します。このエラーの重大度を判断するには、元のゾーンと拡張されたゾーンを一緒にプロットして、その違いを調べます。