Advanced のライセンスで利用可能。
概要
属性インデックスを作成して、検索操作中に、指定されたアイテムへのアクセスを高速化します。
使用法
インデックスが作成されたアイテムは、大きな INFO ファイルの選択処理が高速化します。
アイテム インデックスは、カバレッジまたは INFO テーブルが新しい場所にコピーされたときも維持されます。
インデックス アイテムは、[カバレッジ → 交換ファイル (.e00E) (Export To Interchange File)] ツールと [交換ファイル (.e00) → カバレッジ (Import From Interchange File)] ツールを使用して、カバレッジを交換 (*.e00) ファイルにエクスポートおよびインポートするときも維持されます。
外部のデータベース管理システム (DBMS) テーブルに対するネイティブ モードの再選択をサポートするには、アイテムにインデックスを作成する必要があります。
INFO テーブルに、[フィールド計算 (Calculate Field)]、[アップデート (Update)]、[ビルド (Build)]、[クリーン (Clean)] の各コマンドを使用した場合、インデックス ファイルは古くなります。古くなったインデックスを使用しようとすると、「古いインデックス ファイルです。(Index file is obsolete.) 」というメッセージが生成されます。このメッセージが表示された場合は、インデックス ファイルを再構築してから続行します。
次のコマンドは、インデックスが作成されたアイテムの影響を受けます。[エリミネート (Eliminate)]、[選択 (Select)]、[INFO テーブルの結合 (Join Info Tables)]
構文
IndexItem(in_info_table, index_item)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_info_table | インデックスを作成するアイテムのある INFO テーブルの名前 | INFO Table |
index_item | インデックスを作成するアイテムの名前 | INFO Item |
コードのサンプル
IndexItem (インデックスの追加) の例 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトで、カバレッジ内のアイテムにインデックスを作成し、インデックスを作成したアイテムを使用してフィーチャを選択する方法を示します。
# Name: IndexItem_Example.py
# Description: Indexes an item then uses that item to select features.
# Requirements: ArcInfo Workstation
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
inInfoTable = "stream/arc"
indexItem = "STRM_ORD"
inCover = "stream"
outCover = "C:/output/lowerstreams"
infoExpress = ["RESELECT STRM_ORD > 3"]
# Execute IndexItem
arcpy.IndexItem_arc(inInfoTable, indexItem)
arcpy.Reselect_arc(inCover, outCover, infoExpress)
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: いいえ
- Advanced: 次のものが必要 ArcInfo Workstation がインストールされていること