概要
パーソナル ジオデータベースまたはファイル ジオデータベースを最適化 (コンパクト化) します。最適化すると、ディスク上のジオデータベースの格納状態が整理され、多くの場合はサイズが減少し、パフォーマンスが向上します。
使用法
パーソナル ジオデータベースのサイズが 250 MB を超えたときは、最適化することをお勧めします。
データ入力、削除、一般的な編集などがデータベースで頻繁に行われる場合は、最適なパフォーマンスを得るために、データベースを定期的に最適化する必要があります。
編集のために ArcMap でデータベースを開いている場合、最適化を実行することはできません。データベースを最適化するには、ソース テーブルまたはフィーチャクラスがそのデータベース内にあるすべてのレイヤーを [コンテンツ] ウィンドウから削除します。
構文
Compact(in_workspace)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_workspace | 最適化するパーソナル ジオデータベースまたはファイル ジオデータベース | Workspace |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_workspace | 更新された入力ワークスペース。 | ワークスペース |
コードのサンプル
Compact (データベースの最適化) の例 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで Compact 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.Compact_management("c:/landuse.gdb")
Compact (データベースの最適化) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、スクリプト環境で Compact 関数を使用する方法を示した単純な例です。
# Name: Compact_Example.py
# Description: compact a file geodatabase
# Import the system modules
import arcpy
# Set local variables
gdbWorkspace = "C:/data/data.gdb"
arcpy.Compact_management(gdbWorkspace)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい