概要
バージョンで参照されていないステート (状態) や重複する行を削除することにより、エンタープライズ ジオデータベースを圧縮します。
使用法
ジオデータベースのパフォーマンスを改善するために、ジオデータベースの圧縮を定期的に実行する必要があります。ジオデータベースを圧縮すると、運用効率が良くなります。一度も圧縮していないジオデータベースは、エラーが発生する可能性が高くなります。
ジオデータベースの圧縮後に、削除されたレコードを復旧させることはできません。
ジオデータベースを圧縮すると、必要な領域が減少するだけでなく、全体的な検索時間も短縮されます。
[圧縮 (Compress)] ツールが実行中のときも、ジオデータベースのデータを引き続き表示できます。
ジオデータベース管理者だけが圧縮を実行できます。
このツールは、バージョニングを使用しないエンタープライズ ジオデータベースには適用されません。
構文
Compress(in_workspace)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_workspace | 圧縮対象のエンタープライズ ジオデータベースに接続するデータベース コネクション ファイル。ジオデータベース管理者として接続します。 | Workspace |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_workspace | 圧縮された入力ジオデータベース。 | ワークスペース |
コードのサンプル
Compress (データベースの圧縮) の例 (Python ウィンドウ)
次のスタンドアロン Python スクリプトでは、Compress ツールを使用してジオデータベースを圧縮します。
import arcpy
arcpy.Compress_management("c:/Connection to brockville.sde")
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい