概要
破損したファイル ジオデータベースからデータを復元します。
使用法
[ファイル ジオデータベースの回復 (Recover File Geodatabase)] ツールが復元できるのは、シンプル フィーチャクラスとテーブルだけです。コンプレックス データやリレーションシップは復元できません。
構文
RecoverFileGDB(input_file_gdb, output_location, out_name)
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
input_file_gdb | 破損した入力ファイル ジオデータベース。 | Workspace |
output_location | 復元したファイル ジオデータベースの出力フォルダーの場所。 | Folder |
out_name | 出力ファイル ジオデータベースの名前。 | String |
派生した出力
| 名前 | 説明 | データ タイプ |
| out_file_gdb | 更新後のジオデータベース。 | ワークスペース |
コードのサンプル
RecoverFileGDB (ファイル ジオデータベースの回復) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで RecoverFileGDB ツールを使用する方法を示しています。
arcpy.RecoverFileGDB_management('C:/fgdb/Whistler.gdb', 'C:/recoveredData', 'recoveredWhistler.gdb')
RecoverFileGDB (ファイル ジオデータベースの回復) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで RecoverFileGDB を使用する方法を示しています。このスクリプトは、使用しないテーブルをクリーンアップします。
# Name: RecoverFileGeodatabase.py
# Description: Use the RecoverFileGeodatabase tool to recover the data
# contained in a damaged file geodatabase.
# Import system modules
import arcpy
# Set local variables
geodatabase = "C:/fgdb/Whistler.gdb"
output_location = "C:/recoveredData"
recovered_name = "recoveredWhistler.gdb"
# Process: Recover the data
arcpy.RecoverFileGDB_management(geodatabase, output_location, recovered_name)
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい