概要
フィーチャクラスまたはテーブル フィールドから属性ドメインの関連付けを解除します。
使用法
このツールで実行される操作内容は、[フィールドへのドメインの割り当て (Assign Domain To Field)] とは正反対です。フィールドからドメインを削除すると、フィールドと属性ドメイン間の関連付けが解除されます。
フィールドからドメインを削除すると、そのフィールドに対する属性整合性ルールがデータベースから削除されます。
属性ドメインは、同じテーブル、フィーチャクラス、またはサブタイプの複数のフィールドに関連付けることも、複数のテーブルおよびフィーチャクラスに関連付けることもできます。フィールドからドメインを削除しても、他のドメインの関連付けには影響しません。
ワークスペース ドメインは、ArcCatalog またはカタログ ウィンドウでも管理できます。[データベース プロパティ] ダイアログ ボックスの [ドメイン] タブを使用して、ドメインを作成および変更できます。
現在のマップ レイヤーを入力テーブルの定義に使用できます。
[サブタイプ] パラメーターの [値の追加] ボタンは、ModelBuilder 専用です。ModelBuilder では、先のツールが実行されていないか、出力データが存在しないために、[サブタイプ] パラメーターに値が表示されない場合があります。[値の追加] ボタンを使用して、[フィールドからドメインを削除 (Remove Domain From Field)] ダイアログ ボックスに所定の値 (1 つまたは複数) を追加して完了した後、モデルの作成を続行できます。
構文
RemoveDomainFromField(in_table, field_name, {subtype_code})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_table | 削除対象の属性ドメインを格納する入力テーブル | Table View |
field_name | 属性ドメインとの関連付けが解除されたフィールド | Field |
subtype_code [subtype_code,...] (オプション) | 属性ドメインとの関連付けが解除されたサブタイプ コード (1 つまたは複数) | String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_table | 更新された入力テーブル。 | テーブル ビュー |
コードのサンプル
RemoveDomainFromField (フィールドからドメインを削除) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで RemoveDomainFromField 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.RemoveDomainFromField_management("montgomery.gdb/water/distribmains", "DIAMETER")
RemoveDomainFromField (フィールドからドメインを削除) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
このスタンドアロン スクリプトでは、ドメインを編集するワークフローの一部として RemoveDomainFromField (フィールドからドメインを削除) 関数を使用します。
# Name: RemoveDomainsExample.py
# Purpose: Update an attribute domain to constrain valid pipe material values
# Import system modules
import arcpy
import os
# Set the workspace (to avoid having to type in the full path to the data every time)
arcpy.env.workspace = "data"
# set local parameters
inFeatures = "Montgomery.gdb/Water/DistribMains"
inField = "MATERIAL"
dWorkspace = "Montgomery.gdb"
domName = "Material"
codedValue = "ACP: Asbestos concrete"
codeField = "TYPE"
descField = "DESRIPT"
# Process: Remove the constraint from the material field
arcpy.RemoveDomainFromField_management(inFeatures, inField)
# Edit the domain values
# Process: Remove a coded value from the domain
arcpy.DeleteCodedValueFromDomain_management(dWorkspace, domName, codedValue)
# Process: Create a table from the domain to edit it with ArcMap editing tools
arcpy.DomainToTable_management(dWorkspace, domname,
os.path.join(dWorkspace, domname), codeField,
descField)
# Process: Delete the domain
arcpy.DeleteDomain_management(dWorkspace, domName)
# Edit the domain table outside of geoprocessing
# and then bring the domain back in with the TableToDomain process
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい