ArcMap

サブタイプ フィールドの設定 (Set Subtype Field)

概要

サブタイプ コードを格納する入力テーブルまたはフィーチャクラスに、フィールドを定義します。

使用法

  • フィーチャクラスまたはテーブルが持つことのできるサブタイプ フィールドは、1 つだけです。

  • サブタイプ フィールドを設定したら、[サブタイプの追加 (Add Subtype)] ツールを使って、フィーチャクラスまたはテーブルにサブタイプ コードを追加できます。

  • フィーチャクラスまたはテーブルのサブタイプは、ArcCatalog で管理することも可能です。データセットの [プロパティ] ダイアログ ボックスにあるサブタイプ プロパティ ページを使って、サブタイプを作成および変更することができます。

  • サブタイプ フィールドが不要な場合は、このツールを使用してサブタイプを消去することもできます。

構文

SetSubtypeField(in_table, {field}, {clear_value})
パラメーター説明データ タイプ
in_table

サブタイプ フィールドとして設定するフィールドを含む、入力テーブルまたはフィーチャクラス。

Table View
field
(オプション)

サブタイプ コードを格納する、整数フィールド。

Field
clear_value
(オプション)

サブタイプ フィールドを消去するかどうかを指定します。

  • TRUE —サブタイプ フィールドは消去されます (NULL に設定)。
  • FALSE —サブタイプ フィールドは消去されません。これがデフォルトです。
Boolean

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_table

更新されたテーブルまたはフィーチャクラス。

テーブル ビュー

コードのサンプル

SetSubtypeField (サブタイプ フィールドの設定) の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで SetSubtypeField 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data/Montgomery.gdb"
arcpy.SetSubtypeField_management("water/fittings", "TYPECODE")
SetSubtypeField (サブタイプ フィールドの設定) の例 2 (スタンドアロン ウィンドウ)

次のスタンドアロン スクリプトは、サブタイプをフィールドに追加するワークフローの一部として、SetSubtypeField 関数を使用する方法を示しています。

# Name: ManageSubtypes.py
# Purpose: Create a subtype definition
# Import system modules
import arcpy
 
# Set the workspace (to avoid having to type in the full path to the data every 
# time)
arcpy.env.workspace = "C:/data/Montgomery.gdb"
# Set local parameters
inFeatures = "water/fittings"
# Process: Set Subtype Field...
arcpy.SetSubtypeField_management(inFeatures, "TYPECODE")
# Process: Add Subtypes...
# Store all the subtype values in a dictionary with the subtype code as the 
# "key" and the subtype description as the "value" (stypeDict[code])
stypeDict = {"0": "Unknown", "1": "Bend", "2": "Cap", "3": "Cross", 
             "4": "Coupling", "5": "Expansion joint", "6": "Offset", "7":"Plug", 
             "8": "Reducer", "9": "Saddle", "10": "Sleeve", "11": "Tap", 
             "12": "Tee", "13": "Weld", "14": "Riser"} 
    
# Use a for loop to cycle through the dictionary
for code in stypeDict:
    arcpy.AddSubtype_management(inFeatures, code, stypeDict[code])     
# Process: Set Default Subtype...
arcpy.SetDefaultSubtype_management(inFeatures, "4", "")
SetSubtypeField (サブタイプ フィールドの設定) の例 3 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、SetSubtypeField 関数をイミディエイト モードで使用してサブタイプ フィールドを消去する方法を、例を挙げて示したものです。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data/Montgomery.gdb"
arcpy.SetSubtypeField_management("water/fittings", "", "TRUE")

環境

ライセンス情報

  • Basic: はい
  • Standard: はい
  • Advanced: はい

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