概要
ジオデータベースのすべてのコンテンツ、フィーチャ データセットのすべてのコンテンツ、または個別のスタンドアロン フィーチャクラスやテーブルの圧縮を解除します。
使用法
ジオデータベースの圧縮を解除すると、その中に含まれているすべてのフィーチャクラスとテーブルの圧縮が解除されます。
フィーチャ データセットの圧縮を解除すると、その中に含まれているすべてのフィーチャクラスの圧縮が解除されます。
フィーチャ データセット内のフィーチャクラスを個別に圧縮または圧縮解除して、一部のフィーチャクラスは圧縮され、それ以外は圧縮されていないような混在する状態にすることはできません。圧縮されたフィーチャ データセットには、新しい空のフィーチャクラスの作成、コピーと貼り付け、インポートなどの操作を通じて、圧縮されていないフィーチャクラスを追加することができます。ただし、同じフィーチャ データセットに圧縮されたフィーチャクラスがある場合、圧縮解除されたフィーチャクラスを編集することはできません。1 つ以上の圧縮解除されたフィーチャクラスの追加が終了したら、フィーチャ データセットを再圧縮または圧縮解除して、すべてのフィーチャクラスを圧縮するか、圧縮解除することができます。
構文
UncompressFileGeodatabaseData(in_data, {config_keyword})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_data | 圧縮を解除するジオデータベース、フィーチャ データセット、フィーチャクラス、またはテーブル。 | Workspace; Feature Dataset; Table View; Raster Layer; Geometric Network |
config_keyword (オプション) | データの圧縮を解除した後、データを格納する方法を定義するコンフィグレーション キーワード。 | String |
派生した出力
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_data | 圧縮されていない入力データ。 | ワークスペース; フィーチャ データセット; テーブル ビュー; ラスター レイヤー; ジオメトリック ネットワーク |
コードのサンプル
UncompressFileGeodatabaseData (ファイル ジオデータベースの圧縮解除) の例 1 (Python ウィンドウ)
次の例は、Python ウィンドウで UncompressFileGeodatabaseData 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.UncompressFileGeodatabaseData_management("london.gdb")
UncompressFileGeodatabaseData (ファイル ジオデータベースの圧縮解除) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次の例は、スタンドアロン Python スクリプトで UncompressFileGeodatabaseData 関数を使用する方法を示しています。
# Name: UncompressFileGeodatabaseData.py
# Description: Use the UncompressFileGeodatabaseData tool to uncompress a geodatabase
# import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
geodatabase = "london.gdb"
# Process: Compress the data
arcpy.UncompressFileGeodatabaseData_management(geodatabase)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい