概要
テーブルを netCDF ファイルに変換します。
使用法
デフォルトの変数名は、[変数に使用するフィールド] パラメーターで指定したフィールド名と同じです。
変数のタイプは、フィールドのタイプと同じです。
デフォルトのディメンション名は、[ディメンションに使用するフィールド] パラメーターで指定したフィールド名と同じです。
ディメンションの大きさは、各フィールド内の一意の値の個数と等しくなります。
ディメンションとして指定するフィールドがない場合は、出力 netCDF ファイル内に、RecordID という名前のディメンションが作成されます。
文字列フィールドを使用して netCDF ファイル内にディメンションを作成することはできません。
構文
TableToNetCDF(in_table, fields_to_variables, out_netCDF_file, {fields_to_dimensions})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_table | 入力テーブル | Table View |
fields_to_variables [[field, {variable}, {units}],...] | netCDF ファイル内に変数を作成する際に使用されるフィールド (1 つまたは複数)。
| Value Table |
out_netCDF_file | 出力 netCDF ファイル。ファイル名には *.nc 拡張子を付ける必要があります。 | File |
fields_to_dimensions [[field, {dimension}, {units}],...] (オプション) | netCDF ファイル内にディメンションを作成する際に使用するフィールド (1 つまたは複数)
| Value Table |
コードのサンプル
TableToNetCDF (テーブル → NetCDF) の例 1 (Python ウィンドウ)
テーブルを netCDF ファイルに変換します。
import arcpy
arcpy.TableToNetCDF_md("c:/data/netcdfgisdata/rainfall.dbf",
"longitude longitude degree_east;latitude latitude degree_north",
"c:/output/rain.nc","station station")
TableToNetCDF (テーブル → NetCDF) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
テーブルを netCDF ファイルに変換します。
# Name: TableToNetCDF_Ex_02.py
# Description:
# Requirements: none
# Import system modules
import arcpy
# Set local variables
inTable = "c:/data/netcdfgisdata/rainfall.dbf"
fieldVariableUnits = "longitude longitude degree_east;latitude latitude degree_north"
outNetCDFFile = "c:/output/rain.nc"
fieldDimensionUnits = "station station"
# Execute SelectByDimension
import arcpy
arcpy.TableToNetCDF_md(inTable, fieldVariableUnits, outNetCDFFile, fieldDimensionUnits)
環境
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい