[トレース タスク] ドロップダウン リストで [パス解析] スケマティック解析トレース タスクが選択されている場合、[トレース タスク プロパティ] ボタン をクリックすると、関連付けられたプロパティを示す次のようなタブが表示されます。
- 検出されたパス上のスケマティック ノードを選択された状態にする場合、[ノードを選択] をオンにします。
- 検出されたパス上のスケマティック リンクを選択された状態にする場合、[リンクを選択] をオンにします。
以下の図は、一部のスケマティック リンクにバリアを設定した場合と設定しない場合の、選択されているスケマティック ノードの始点から終点の範囲にパス解析スケマティック解析トレース タスクを実行したときの結果を示しています。
- 図 1.1 は初期状態のスケマティック ダイアグラムを示しています。選択されている 2 つのスケマティック ノードは、スケマティック ダイアグラムで選択されている唯一のスケマティック フィーチャです。これらのノードは、トレースに必要な終点と始点です。
- 図 1.2 は、これらのスケマティック ノードを始点および終点としてパス解析スケマティック解析トレース タスクを実行したときの結果を示しています。検出されたパスに沿ったスケマティック リンクがダイアグラムで選択されています。
- 図 1.3 では、パスの始点および終点として同じ 2 つのスケマティック ノードが選択されています。さらにスケマティック リンクも選択されています。このリンクは、解析中にバリアとみなされます。
- 図 1.4 は、2 つのスケマティック ノードを始点および終点としてパス解析スケマティック解析トレース タスクを実行したときの結果を示しています。バリアとなるスケマティック リンクは選択されていません。
- 図 1.5 は、パス解析スケマティック解析トレース タスクが実行される前の初期状態のダイアグラムを示しています。ここでは、トレース解析が実行される前に、2 つのスケマティック リンクが選択されています。図 1.6 は、その場合のパス解析スケマティック解析トレース タスクの結果を示しています。