エッジマッチ プロセスは、1 つのレイヤーのエッジに沿ったフィーチャを、隣接するレイヤーのフィーチャに揃えます。主に、土壌や等高線シートなど、隣接するレイヤーをマージして、これらのレイヤーのフィーチャを 1 つに結合する必要がある場合に使用されます。隣接するレイヤーをコントロールとして使用し、通常は精度が低いほうのフィーチャのレイヤーが補正されます。移動リンクは、頂点またはライン フィーチャの終点を、隣接するコントロール レイヤー内の対応する場所にアジャストするために使用されます。
エッジマッチ プロセスをサポートするために、[アジャスト] ツールバーの [エッジ マッチ] ツールを使用して、シートのエッジ沿いに隣接するはずのフィーチャ間のリンクをすばやく作成することができます。
エッジ マッチ ツール
[エッジ マッチ] ツール 
を使用して、隣り合った 2 つのレイヤーのエッジを接続する移動リンクを作成することができます。このツールを効果的に使用するには、[アジャスト プロパティ] ダイアログ ボックスの [エッジ マッチ] タブで、ツールのプロパティのパラメーターを設定し、適切なスナップ許容値を設定する必要があります。これらを設定した後、このツールを使用してエッジマッチさせるフィーチャの周囲にボックスを描きます。この方法では、アジャストされるレイヤー内のフィーチャの終点または頂点から、スナップ許容距離内にあるコントロール レイヤー内のフィーチャの終点または頂点までの移動リンクが作成されます。これらの場所に移動リンクを持つフィーチャのみがアジャストされます。
他のプロパティを使ってリンクの作成プロセスを強化することもできます。たとえば、1 つのターゲット ポイントあたりのリンク数を 1 つに指定したり、リンクの重複を禁止したりできます。属性を使用して、道路名や配管の幅など、共通の属性値を持つフィーチャを接続し、リンクの作成をサポートすることもできます。
これらのプロパティを適切なスナップ設定と組み合わせて使用すれば、正確なエッジマッチを作成することができます。