Advanced のライセンスで利用可能。
概要
指定したアイテムおよび INFO テーブルから属性インデックスを削除します。
使用法
ArcGIS の多くの操作は、アイテム インデックスを維持しません。カバレッジまたはフィーチャ属性テーブルが更新されるたびに、アイテム インデックスは削除されます。
カバレッジにインデックスがない場合、ダイアログ ボックスにはインデックスを削除するためのフィールドが示されません。
アイテム インデックスは、INFO テーブルが [コピー (Copy)] ツールまたは [フィーチャのコピー (Copy Features)] ツールで複製されたときには維持されます。
アイテム インデックスはワークスペース INFO ディレクトリに格納されます。その名前には ARC という接頭辞が付きます (たとえば、ARC0001R.003)。このファイルは、内部名が ARC0001.DAT の INFO テーブルの 3 番目のアイテムのインデックスです。
インデックスが作成されたアイテムは、ArcGIS の選択および関連操作を高速化します。[インデックスの追加 (Index Item)] ツールを使用してアイテム インデックスを作成します。
[インデックス アイテム] パラメーターの [フィールドの追加] ボタンは、ModelBuilder だけで使用されます。ModelBuilder では、先のツールが実行されていないか、出力データが存在しないために、[インデックス アイテム] パラメーターにフィールド名が表示されない場合があります。[フィールドの追加] ボタンを使用すると、[インデックスの削除] ダイアログ ボックスを完了してモデルの作成を続行できるように、必要なフィールドを追加することができます。
構文
arcpy.arc.DropIndex(in_info_table, {index_item})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_info_table | インデックスを削除するアイテムのある INFO テーブルの名前。 | INFO Table |
index_item [index_item,...] (オプション) | 削除するアイテム インデックスを入力 INFO テーブルから選択します。インデックス アイテムを指定しない場合は、そのファイルのすべてのアイテム インデックスが削除されます。 [アイテムの追加] ボタンは ModelBuilder でのみ使用され、ダイアログ ボックスを完了してモデルの作成を続行できるように、必要なアイテムが追加されます。 | INFO Item |
コードのサンプル
DropIndex (インデックスの削除) の例 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、カバレッジのポリゴン属性テーブルのアイテムからインデックスを削除する方法を示しています。
# Name: DropIndex_Example.py
# Description: Drops the index from an item in a polygon featureclass
# Requirements: ArcInfo Workstation
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"
# Set local variables
inInfoTable = "tongass1/polygon"
indexItem = "IN-FISH"
# Execute DropIndex
arcpy.DropIndex_arc(inInfoTable, indexItem)
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: いいえ
- Advanced: 次のものが必要 ArcInfo Workstation がインストールされていること