概要
一方向または双方向の入力レプリカのスキーマを持つレプリカ スキーマ ファイルを作成します。
使用法
出力されるスキーマ ファイルは XML でなければなりません。ファイルの接尾辞として「.xml」を指定する必要があります。
レプリカのスキーマを相対レプリカのスキーマに一致するように変更するプロセスは、データの同期とは別のプロセスです。スキーマの変更を適用するために、[レプリカ スキーマの比較 (Compare Replica Schema)]、[レプリカ スキーマのインポート (Import Replica Schema)]、[レプリカ スキーマのエクスポート (Export Replica Schema)] という 3 つのツールが提供されています。
- スキーマの変更内容を表す XML ファイルを [レプリカ スキーマの比較 (Compare Replica Schema)](このツール) を使用して生成します。
- これらの変更を、[レプリカ スキーマのインポート (Import Replica Schema)] ツールを使用してインポートします。
- 非接続環境で操作している場合は、最初に [レプリカ スキーマのエクスポート (Export Replica Schema)] ツールを使用して、変更を含むスキーマを XML ファイルにエクスポートします。このファイルを CD や DVD などのメディアを使用して相対レプリカの環境に移し、[レプリカ スキーマの比較 (Compare Replica Schema)] ツールへの入力データとして使用することができます。
このツールは、レプリカ スキーマを同期するときに使用します。さらに、[レプリカ スキーマの比較 (Compare Replica Schema)] ツールと [レプリカ スキーマのインポート (Import Replica Schema)] ツールもご参照ください。
構文
arcpy.management.ExportReplicaSchema(in_geodatabase, output_replica_schema_file, in_replica)
| パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_geodatabase | レプリカ スキーマのエクスポート元となるレプリカ ジオデータベースを指定します。ジオデータベースは、ローカルでもリモートでも構いません。 | Workspace; GeoDataServer |
output_replica_schema_file | スキーマのエクスポート先のファイルを指定します。 | File |
in_replica | スキーマのエクスポート元のレプリカ。 | String |
コードのサンプル
ExportReplicaSchema (レプリカ スキーマのエクスポート) の例 (Python ウィンドウ)
import arcpy
from arcpy import env
env.worksapce = "C:/Data"
arcpy.ExportReplicaSchema_management("Countries.mdb", "replicaSchema.xml", "MyReplica1")
ExportReplicaSchema (レプリカ スキーマのエクスポート) の例 2 (スタンドアロン Python スクリプト)
# Name: ExportReplicaSchema_Example2.py
# Description: Exports replica schema from a personal geodatabase with a replica
# Author: ESRI
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set workspace
env.worksapce = "C:/Data"
# Set local variables
replica_workspace = "Countries.mdb"
output_file = "replicaSchema.xml"
replica = "MyReplica1"
# Execute ExportReplicaSchema
arcpy.ExportReplicaSchema_management(replica_workspace, output_file, replica)
環境
ライセンス情報
- Basic: いいえ
- Standard: はい
- Advanced: はい