概要
値のリストを反復処理します。
使用法
このツールは、ModelBuilder で使用するためのツールで、Python スクリプトでは使用できません。
フィーチャクラス、ラスター、テーブルなど、単一のタイプの複数の入力値を反復処理します。
ベスト プラクティスは、[挿入] > [変数の作成] の順にクリックして、スタンドアロン変数を作成することです。[変数の作成] ダイアログ ボックスで、データ タイプを選択し、[複数値] をオンにします。[コネクションの追加] ツール を使用して、変数を [複数値の反復 (Iterate Multivalue)] の [入力値] パラメーターに接続します。
[複数値の反復 (Iterate Multivalue)] では入力のセットを選択できるため、[データセットの反復 (Iterate Datasets)]、[フィーチャクラスの反復 (Iterate Feature Classes)]、[ラスターの反復 (Iterate Rasters)]、[テーブルの反復 (Iterate Tables)]、または [ファイルの反復 (Iterate Files)] とは使用方法が異なります。
反復子をモデルに追加すると、モデル内のすべてのツールが反復子の各値に対して反復処理されます。各反復値に対してモデル内の各ツールを実行したくない場合は、反復子だけを含むサブモデル (モデル内のモデル、またはネストされたモデル)を作成し、メイン モデルにモデル ツールとして追加します。
構文
arcpy.mb.IterateMultivalue(in_values)
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_values [in_value,...] | 反復処理する入力値。 | Multiple Value |
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- Basic: はい
- Standard: はい
- Advanced: はい