Advanced のライセンスで利用可能。
サマリ
ポイント フィーチャからティーセン ポリゴンを作成します。
各ティーセン ポリゴンにはポイント入力フィーチャが 1 つだけ含まれます。それぞれのポイント入力フィーチャについて、それが距離的に最も近いポイント入力フィーチャである範囲がティーセン ポリゴンとなります。
図
使用法
このツールは、入力ポイント フィーチャに含まれる領域を、ティーセン (近接) ゾーンに分割するために使用されます。それぞれの入力ポイントについて、それが距離的に最も近い入力ポイントである範囲がティーセン ゾーンとなる領域全体を表します。
ティーセン近接ポリゴンは、次のようにして構築されます。
- すべてのポイントが、ドローネ基準に一致する TIN (Triangulated Irregular Network) に構造化されます。
- 各三角形エッジの垂直二等分線が生成され、ティーセン ポリゴンのエッジを形成します。二等分線が交差する位置によって、ティーセン ポリゴンの頂点の位置が決まります。
出力ティーセン ポリゴン フィーチャクラスの外側の境界線は、ポイント入力フィーチャに 10 %を加えた範囲です。範囲環境が特定の範囲ウィンドウに設定されている場合、このツールは外側の境界線を設定するのに環境設定を使用します。
構文
CreateThiessenPolygons_analysis (in_features, out_feature_class, {fields_to_copy})
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_features | ティーセン ポリゴンの生成元となるポイント入力フィーチャ。 | Feature Layer |
out_feature_class | ポイント入力フィーチャから生成されるティーセン ポリゴンを含む、出力フィーチャクラス。 | Feature Class |
fields_to_copy (オプション) | 入力フィーチャのどのフィールドを出力フィーチャクラスへ渡すかを指定します。
| String |
コードのサンプル
CreateThiessenPolygons (ティーセン ポリゴンの作成) の例 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで CreateThiessenPolygons (ティーセン ポリゴンの作成) ツールを使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data/data.gdb"
arcpy.CreateThiessenPolygons_analysis("schools", "c:/output/output.gdb/thiessen1", "ALL")
CreateThiessenPolygons (ティーセン ポリゴンの作成) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、CreateThiessenPolygons (ティーセン ポリゴンの作成) 関数を使用する方法を示しています。
# Name: CreateThiessenPolygons_Example2.py
# Description: Creates Thiessen polygons
# Import system modules
#
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
#
env.workspace = "C:/data/data.gdb"
# Set local variables
#
inFeatures = "schools"
outFeatureClass = "c:/output/output.gdb/thiessen1"
outFields = "ALL"
# Execute CreateThiessenPolygons
#
arcpy.CreateThiessenPolygons_analysis(inFeatures, outFeatureClass, outFields)
環境
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: ×
- ArcGIS for Desktop Standard: ×
- ArcGIS for Desktop Advanced: ○