以下のリストでは、ジオデータベースの管理について説明する際に使用されるいくつかの用語の定義を示します。
期間 | 定義 |
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compact | 最適化操作では、ディスクに格納されたファイル ジオデータベースおよびパーソナル ジオデータベースのファイルのクリーンナップ、レコードの並べ替え、および未使用スペースの除去が行われます。 |
圧縮 | ファイル ジオデータベースのベクター データに関する圧縮操作は、データを凝縮することを意味します。結果として、ディスク領域の使用量が削減されます。圧縮されたファイル ジオデータベースのデータは編集できません。編集の前に圧縮を解除する必要があります。 トラディショナル バージョニングを使用しているエンタープライズ、ワークグループ、またはデスクトップ ジオデータベースのデータを参照する場合、圧縮操作は参照されなくなったステートとそれらに関連する差分テーブル行を削除し、すべてのバージョンに共通する差分テーブル内のエントリをベース テーブルに移動します。 これにより、各バージョン クエリに応じてデータベースが検索するデータ量が削減され、クエリのパフォーマンスが向上するとともに、システムの応答時間が短縮されます。 |
データベース認証 | データベース認証は、ユーザーがデータベースへの接続を行う際の認証情報を検証する方法の 1 つです。この方法では、ユーザーはデータベース ユーザーの名前とパスワードを提示し、データベースがユーザーの接続を許可するか拒否します。 |
デスクトップ ジオデータベース | ArcGIS Desktop によりライセンスが許可されるデータベース サーバー上のジオデータベースは、デスクトップ ジオデータベースと呼ばれます。デスクトップ ジオデータベースにアクセスできるユーザーは少数で、一度に 1 人のユーザーしか編集できません。 デスクトップ ジオデータベースおよびデータベース サーバーに関するその他の用語については、「データベース サーバーの用語」をご参照ください。 |
エンタープライズ ジオデータベース | エンタープライズ ジオデータベースは、ArcGIS Enterprise または ArcGIS GIS Server Basic (エンタープライズ エディション) でライセンスされた、データベース管理システムに格納されたマルチユーザー ジオデータベースです。 |
ジオデータベース管理者 | ジオデータベース管理者は、エンタープライズ ジオデータベースを管理するためのログイン アカウントです。管理タスクには、ジオデータベースの作成、圧縮操作、アップグレード、ロックとユーザー接続の管理、およびシステム テーブルの保守などがあります。 ジオデータベースのシステム オブジェクトは、ジオデータベース管理者が所有しているか、ジオデータベース管理者のスキーマに格納されています。 |
ジオデータベース リポジトリ | ジオデータベース リポジトリは、ジオデータベースの作成に必要な最小限のコンポーネントで構成され、システム テーブル、ストアド プロシージャ、関数、およびタイプが含まれます。エンタープライズ ジオデータベースでは、ジオデータベース リポジトリはデータベース管理システムに格納されます。 |
ジオデータベースのバージョニング | ジオデータベースのバージョニングは、複数のユーザーが互いの編集内容を上書きしたり、他のユーザーによるデータの読み込みおよび編集をブロックしたりせずに、同じデータを編集できる方法です。 トラディショナル バージョニングを使用している場合は、バージョン対応データセットごとに個別のテーブルを使用し、データのさまざまな状態を追跡するシステム テーブルと同様に、編集内容を追跡します。 トラディショナル バージョニングに関するその他の用語については、「バージョニング用語」をご参照ください。 |
オペレーティング システム認証 | オペレーティング システム認証は、ユーザーがデータベースへ接続を行う際の認証情報を検証する方法の 1 つです。この方法では、ユーザーのログイン情報は、接続しているクライアント コンピューターのオペレーティング システムから読み取られます。データベースはこの情報を使用して接続の可否を判断します。接続を行うユーザーまたはアプリケーションは、ユーザー名またはパスワードを別途提示する必要はありません。 |
空間ビュー | 空間ビューは、通常のテーブルの属性列に加えて GIS データの 1 つの空間フィールドを含むデータベース ビューです。 |
アップグレード | ジオデータベースでは、アップグレード操作によってジオデータベースのシステム テーブル、ストアド プロシージャ、関数、およびタイプが更新され、新しい機能やバグ修正が提供されます。 ジオデータベースをアップグレードするには、[ジオデータベースのアップグレード (Upgrade Geodatabase)] ジオプロセシング ツールまたは Python スクリプトを使用します。 ジオデータベースをアップグレードする場合は、これらを ArcGIS Desktop (Desktop Standard または Desktop Advanced)、ArcGIS Engine と Geodatabase Update エクステンション、もしくは ArcGIS GIS Server がインストールされているコンピューターから実行する必要があります。接続に使用するログインには、アップグレードを実行できる権限が必要です。 ファイル ジオデータベースまたはパーソナル ジオデータベースをアップグレードする場合は、ArcGIS Desktop (Desktop Basic) がインストールされたコンピューターからジオプロセシング ツールまたは Python スクリプトを実行することもできます。 |
バージョン対応ビュー | バージョン対応ビューには、データベース ビュー、ストアド プロシージャ、トリガー、およびトラディショナル バージョニングを使用するために登録されたジオデータベース内のデータを SQL (Structured Query Language) を使用して読んだり編集したりできる関数が組み込まれています。バージョン対応ビューを検索するときに、ベース (ビジネス) テーブルにあるデータと、差分テーブルに格納されている編集を表示できます。バージョン対応ビューで使用されるトリガーにより、SQL を使用してバージョン対応ビューを編集したときに差分テーブルが更新されます。 |
ワークグループ ジオデータベース | ArcGIS Server (Basic) ワークグループまたは ArcGIS Enterprise ワークグループによりライセンスが許可されるデータベース サーバー上のジオデータベースは、ワークグループ ジオデータベースと呼ばれます。ワークグループ ジオデータベースには一度に最大 10 人のユーザーがアクセスでき、その全員が同時に編集することが可能です。ワークグループ ジオデータベースには、Web サービスやアプリケーションを使用してアクセスすることもできます。 ワークグループ ジオデータベースおよびデータベース サーバーに関するその他の用語については、「データベース サーバーの用語」をご参照ください。 |