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コンポジット住所ロケーターの作成

レガシー:

ジオデータベースへのロケーターの格納に対応していない新機能 (パフォーマンスの改善、マルチスレッディング、候補の表示のサポートなど) を有効に活用できるように、ロケーターをファイル フォルダーに格納しておく必要があります。ArcGIS 10.4 までのバージョンがジオデータベースへのロケーターの格納に対応しています。

コンポジット住所ロケーターは、2 つ以上の個々の住所ロケーターまたはジオコード サービスで構成されます。コンポジット住所ロケーターで住所をジオコーディングすると、個々の住所ロケーターおよびサービスのそれぞれで住所が自動的に照合されます。コンポジット住所ロケーターには、関係する住所ロケーターおよびジオコード サービスへの参照だけが格納されています。個々のロケーターの実際の住所情報、インデックス、データは含まれていません。

コンポジット住所ロケーターは、ファイル フォルダー内に作成する必要があります。関係する住所ロケーターと同じワークスペースにコンポジット住所ロケーターを保存することは必須ではありませんが、コンポジット住所ロケーターの管理と配布を簡単に実行できるようになるので、この処理をお勧めします。

コンポジット住所ロケーターの作成には通常、次の手順があります。

  1. 個々の住所ロケーターの作成または既存の住所ロケーターやジオコード サービスの特定
  2. [コンポジット住所ロケーターの作成 (Create Composite Address Locator)] ツールを使用して関係する住所ロケーターを指定
  3. 入力住所フィールドの割り当て
  4. 選択基準の指定 (オプション)
  5. 出力コンポジット住所ロケーターの名前の指定

コンポジット住所ロケーターの作成は、既存の住所ロケーターの作業から開始します。コンポジット住所ロケーターの作成の初期段階で、検索プロセスの計画を立てておく必要があります。たとえば、最初に地方の道路データを含む住所ロケーターを検索できます。十分な結果が得られない場合は、次に州全体の道路や全国規模の道路を含む住所ロケーターを使用して住所を検索できます。最終的には、郵便番号や市などの特定ゾーンを検索する住所ロケーターを使用することをお勧めします。

コンポジット住所ロケーターを構成する個々の住所ロケーターの作成

コンポジット住所ロケーターを作成するときには、どの住所ロケーターを使用するかを入力住所フィールドの値に基づいて指定することができます。たとえば、コンポジット住所ロケーターで、特定の市に関する道路データを含む標準の住所ロケーターが使用されている場合は、その市の名前が含まれない住所をすべて除外することができます。選択基準を使用すると、関係する住所ロケーターのうち、特定の住所に対する基準を満たしていないものが除外されるため、ジオコーディング処理がより効率的に実行されます。選択基準を指定しないと、関係するすべての住所ロケーターに対して住所がジオコーディングされます。

選択基準

選択基準は、住所のテーブルをジオコーディングするときに使用されます。ArcMap での単一行入力による住所検索時には適用されません。

以下の手順で、コンポジット住所ロケーターを作成する方法を示します。

  1. ショートカット メニューのコマンドまたはジオプロセシング ツールを使用して、[コンポジット住所ロケーターの作成 (Create Composite Address Locator)] ダイアログ ボックスを開きます。
    • ショートカット メニューのコマンドを使用してダイアログ ボックスを開くには、ArcCatalog または ArcMap の [カタログ] ウィンドウでファイル フォルダーを右クリックし、[新規作成] にマウス ポインターを合わせて [コンポジット住所ロケーター] をクリックします。
    • ジオプロセシング ツールを使用してダイアログ ボックスを開くには、ArcMap のカタログ ウィンドウまたは ArcCatalog で [ジオコーディング] ツールボックスを選択し、[コンポジット住所ロケーターの作成 (Create Composite Address Locator)] ツールをダブルクリックします。

    [コンポジット住所ロケーターの作成 (Create Composite Address Locator)] ダイアログ ボックスが開きます。

  2. [住所ロケーター] テキスト ボックスの横にある [参照] ボタン 参照 をクリックします。

    [住所ロケーター] ダイアログ ボックスが開きます。

  3. コンポジット住所ロケーターに追加する住所ロケーターまたはジオコード サービスが格納されているフォルダーに移動します。該当する住所ロケーターまたはジオコード サービスを選択して [追加] をクリックします。
  4. コンポジット住所ロケーターを構成するすべてのロケーターまたはサービスを追加するまで手順 3 を繰り返します。

    関係する住所ロケーターがダイアログ ボックスに追加されると、その名前が自動的に [名前] 列に表示されます。住所のテーブルをジオコーディングするプロセスでは、住所のジオコーディングに使用した個々の住所ロケーターの名前が、出力フィーチャクラスに属性として保存されています。必要に応じて、名前をクリックして変更することができます。名前にスペースまたは特殊記号を含めることはできません。名前の最大長さは 14 文字です。

    [参加する住所ロケーター] のリストに表示されている住所ロケーターの順序によって、ジオコーディング プロセスで住所ロケーターが使用される順序が決まります。リストの最上部にある住所ロケーターが最初に使用され、その後は上から順に使用されます。

  5. 必要に応じて、[上矢印] ↑ または [下矢印] ↓ ボタンを使用して、関係する住所ロケーターの表示順序を変更し、住所の検索に使用する順序を指定します。

    関係するロケーターごとに、ジオコーディングに指定される入力フィールドが異なる場合があります。関係する住所ロケーターをダイアログ ボックスに追加すると、入力フィールドが自動的に作成され、割り当てられます。各フィールドとその内容は、関係する住所ロケーターによって生成されます。[フィールド マップ] セクションには、一意な入力フィールドがそれぞれ表示されます。これらを展開すると、関係する住所ロケーターごとにすべての入力フィールドの内容 (サブフィールド) のリストが表示されます。これらのフィールドが、コンポジット住所ロケーターの入力フィールドになります。

    フィールドの割り当てを確認して、設定を変更する必要があるかどうかを決定することができます。コンポジット ロケーターにより、入力フィールドがデフォルトのフィールド名とプロパティとともに作成されます。次の図に示されたフィールド名 [Address]、[City]、[State]、および [ZIP] は、ダイアログ ボックスに追加された最初の関係するロケーター (Atlanta) に入力された名前です。後から US_Street_Addr という名前のロケーターを追加すると、[ZIPCode] という名前の新しい一意なフィールドが入力されます。[ZIPCode] フィールドは実際には [ZIP] と同じものであるため、そのサブフィールド [US_Street_Addr.ZIP] は [ZIP] 入力フィールドに割り当てるか、再グループ化する必要があります。以下の手順では、フィールドの割り当てプロセスの一環として、関係するロケーターのサブフィールドを別の入力フィールドに移動する方法について説明します。

    フィールド マップの編集

  6. 関係する住所ロケーターの入力住所フィールドを割り当てます。

    関係するそれぞれの住所ロケーターの入力フィールドを確認し、コンポジット住所ロケーター全体としての入力フィールドを決定します。これらのフィールドは、[住所のジオコーディング] ダイアログ ボックスでコンポジット住所ロケーターの入力フィールドとして表示されます。

    フィールドの割り当てでは、関係するロケーターの入力フィールドを、コンポジット ロケーターの適切な入力フィールドに移動または再グループ化する操作が必要になる場合があります。この操作を実行するには、移動対象の関係するロケーターのサブフィールドを選択し、マウスの左ボタンを押しながら、そのサブフィールドを [フィールド] リストの適切な場所までドラッグするか、[上矢印] ↑ または [下矢印] ↓ ボタンを使用して、そのサブフィールドを移動させます。

    フィールドの割り当てが完了した後、使用しなくなったフィールドを削除する必要がある場合は、削除するフィールドを選択して [削除] ボタン 削除 をクリックします。

    コンポジット ロケーターにより、入力フィールドがデフォルトのフィールド名とプロパティとともに作成されます。各フィールドにはエイリアス名、つまり [住所のジオコーディング] ダイアログ ボックスに表示される名前が格納されます。フィールドのプロパティは変更することができます。フィールド名を右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックして、[入力フィールドの追加] ダイアログ ボックスを開きます。ここでプロパティを編集することができます。

    [入力フィールドの追加] ダイアログ ボックスを開く操作

    コンポジット ロケーターの新しい入力フィールドを作成する必要がある場合は、次の手順を実行します。

    1. [追加] ボタン キーワードの追加 をクリックして、[入力フィールドの追加] ダイアログ ボックスを開きます。
    2. [名前] テキスト ボックスに、入力住所フィールドの名前を入力します。名前にスペースまたは特殊記号を含めることはできません。名前の最大長さは 32 文字です。
    3. [住所のジオコーディング] ダイアログ ボックスに表示される名前を変更する必要がある場合は、[エイリアス] テキスト ボックスを編集します。エイリアス名にはスペースまたは特殊記号を含めることができます。
    4. 入力フィールドのサイズ (文字数) を指定します。
    5. 表示されるチェックボックスを使用して、住所のテーブルをジオコーディングするときに、この入力フィールドを必須フィールドにするかどうかを指定します。
    6. [OK] をクリックします。[入力フィールドの追加] ダイアログ ボックスが閉じ、作成したフィールドがフィールド名のリストに追加されます。
    7. 新しいフィールドを作成したら、関係するロケーターのサブフィールドを新しい入力フィールドまでドラッグするか、[上矢印] ↑ または [下矢印] ↓ ボタンを使用してサブフィールドを移動させることができます。

    フィールドの割り当てが完了すると、選択基準を設定できるようになります。関係する住所ロケーターごとに 1 つの選択基準だけがサポートされています。

  7. 選択基準を指定します (オプション)。
    1. 選択基準を指定する、関係する住所ロケーターを選択します。
    2. 関係する住所ロケーターの横にある [選択基準] 列のチェックボックスをオンにします。[...] ボタン ... をクリックして、[ロケーターの選択基準の指定] ダイアログ ボックスを開きます。
    3. 表示されるボタンを使用するか、テキスト ボックスに情報を入力して、住所ロケーターの選択基準を定義します。入力住所がこの基準を満たさない場合、この住所ロケーターでの住所の照合は行われません。
    4. [OK] をクリックします。選択基準を指定する他の住所ロケーターに対して、同じプロセスを繰り返します。

      ヒント:

      [ロケーターの選択基準の指定] ダイアログ ボックスを使用する代わりに、「"City" = 'Atlanta'」のような条件式をテキスト ボックスに入力することもできます。

  8. ツールにより、出力コンポジット住所ロケーターの名前と場所が自動的に割り当てられます。この名前または場所を変更するには、[出力住所ロケーター] セクションにある [参照] ボタン 参照 をクリックします。住所ロケーターを保存するフォルダーに移動して、そのロケーターの新しい名前を指定します。

    ジオデータベースへのロケーターの格納に対応していない新機能 (パフォーマンスの改善、マルチスレッディング、候補の表示のサポートなど) を有効に活用できるように、ロケーターをファイル フォルダーに格納しておく必要があります。10.4 より後のバージョンの ArcMap は、ジオデータベースへのロケーターの格納に対応していません。

    備考:

    この機能を使用して作成した、すべての関係するロケーターでは、候補の表示が自動的に有効化されます。

    パフォーマンス上の理由から、候補インデックスには番地が格納されないので、少なくともストリート住所/ポイント住所ロケーターと道路名ロケーターを含むコンポジット住所ロケーターを作成することがベスト プラクティスになります。このため、ストリート住所/ポイント住所ロケーター内に番地が存在しない場合でも、道路名との一致が検索されます。道路名ロケーターを作成するのに別のデータがなくても済みます。道路名ロケーターは、ストリート住所データから作成することができます。これは、道路名スタイルでは、ストリート住所/ポイント住所に必要なフィールドのサブセットだけが使用されるためです。

    現時点で、候補の表示がサポートされているのは、ArcGIS Server で公開されているロケーターのみです。

  9. [OK] をクリックして、コンポジット住所ロケーターの作成プロセスを開始します。

    コンポジット住所ロケーターは、プロセスが終了すると選択したフォルダーに保存され、ArcMap からプロセスを開始するとマップに追加されます。

ライセンス:

コンポジット住所ロケーターは、ArcGIS Server を使用してジオコード サービスとして公開することができます。これには、ArcGIS Server のラインセンスが必要です。

コンポジット住所ロケーターをジオコード サービスとして公開する方法の詳細

注意:

関係する住所ロケーターを選択するときに、別のコンポジット住所ロケーターを参照するように選択することができます。ただし、住所ロケーターがループしないようにしてください。たとえば、コンポジット住所ロケーター A でコンポジット住所ロケーター B が関係する住所ロケーターとして使用され、コンポジット住所ロケーター B でコンポジット住所ロケーター A が関係する住所ロケーターとして使用されている場合は、繰り返しループが作成され、ジオコーディングが失敗します。

備考:

コンポジット ロケーターに指定できる住所ロケーターの最大数は 30 ですが、10 を超えないことをお勧めします。ジオコーディングが大幅に遅くなる可能性があるためです。

関連トピック

  • ジオコーディング フレームワーク
  • 住所ロケーターの作成
  • コンポジット住所ロケーターの設定の変更
  • ArcMap でのデフォルト ロケーターの設定

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