セル サイズ投影法環境を反映するツールは、解析中にデータセットが投影変換されるときに、出力ラスターのセル サイズの計算に指定された方法を使用します。
セル サイズ投影法設定の詳細
使用上の注意
- デフォルトの [単位の変換] (Python では CONVERT_UNITS) 方法は、これまでのリリースで使用されていた方法と同じです。
- 解析に適切なセル サイズ投影法を指定することをお勧めします。
ダイアログの構文
- 単位の変換 - 単位は、対象の座標系のタイプに基づいて変換されます。ある投影座標系 (PCS) から別の PCS に投影変換するとき、距離単位が関連する係数によって変換されます。ある地理座標系 (GCS) から別の GCS に変換するとき、角度単位が変換されます。GCS から PCS、または PCS から GCS に投影変換するとき、出力セル サイズは、投影変換される範囲と元の範囲の 4 つの辺と 2 つの対角線の比率の平均に基づいて計算されます。これがデフォルトです。
- 解像度の維持 - 投影変換される範囲では、元の範囲と同じ数の正方形セルが維持されます。出力セル サイズは、投影変換される範囲と元の範囲の面積の比率に基づいて計算されます。
- 範囲の中心 - 元の範囲の中心が出力座標系に投影変換されます。出力セル サイズは、中心点から 4 つの隣接ポイントまでの投影距離の平均を求めて計算されます。
スクリプトの構文
arcpy.env.cellSizeProjectionMethod = cellsizeprojectionmethod_option
cellsizeprojectionmethod_option | 説明 |
---|---|
CONVERT_UNITS | 単位は、対象の座標系のタイプに基づいて変換されます。ある投影座標系 (PCS) から別の PCS に投影変換するとき、距離単位が関連する係数によって変換されます。ある地理座標系 (GCS) から別の GCS に変換するとき、角度単位が変換されます。GCS から PCS、または PCS から GCS に投影変換するとき、出力セル サイズは、投影変換される範囲と元の範囲の 4 つの辺と 2 つの対角線の比率の平均に基づいて計算されます。 これがデフォルトです。 |
PRESERVE_RESOLUTION | 投影変換される範囲では、元の範囲と同じ数の正方形セルが維持されます。出力セル サイズは、投影変換される範囲と元の範囲の面積の比率に基づいて計算されます。 |
CENTER_OF_EXTENT | 元の範囲の中心が出力座標系に投影変換されます。出力セル サイズは、中心点から 4 つの隣接ポイントまでの投影距離の平均を求めて計算されます。 |
import arcpy
# Set the workspace, Output Coordinate System and Cell Size Projection Method environments
arcpy.env.workspace = "C:/workspace"
arcpy.env.outputCoordinateSystem = arcpy.SpatialReference("WGS 1984 UTM Zone 18N")
# Set Cell Size Projection Method environment
arcpy.env.cellSizeProjectionMethod = "PRESERVE_RESOLUTION"
# Set local variables
InZones = "C:/data/parcels.shp"
InZoneField = "Parcel_ID"
InValueRaster = "C:/data/Slope"
# Check out a Spatial Analyst license
arcpy.CheckOutExtension("Spatial")
# Process: Calculate the mean slope of each parcel area.
out = arcpy.sa.ZonalStatistics(InZones, InZoneField, InValueRaster, "MEAN", "DATA")
out.save("mean_ParSlp")