Business Analyst ライセンスで利用できます。
概要
指定したレベルで許容値制限を設定できます。
使用法
テリトリー レベルの形式は、「レベル名[レベル インデックス]」にする必要があります。
許容値変数は、オプションのパラメーターです。指定したレベルから許容値変数を削除する場合は、シャープ記号「#」を指定できます。
- 許容値変数は、変数 {最小値} {指定値} {最大値} 優先度;.. という形式で指定できます。
- 変数 - 指定したソリューションの基本単位レイヤーにある、任意のサマリー タイプ フィールドの名前。BDS レイヤー以外のレイヤーの変数の名前には、「_SUM」という接尾辞が付いています (合計計算が適用されます)。
- 最小値、指定値、および最大値はオプションのパラメーターです。これらの代わりにシャープ記号「#」を指定できますが、少なくとも 1 つの値を指定する必要があります。
- 最小許容値 – テリトリーは、指定した値以上の変数の値を持つ必要があります。CreateTerritories コマンドは、指定した値よりも小さい値を持つ領域を自動的に除外します。
- 指定許容値 - テリトリーは、変数の値が指定した値になるまで拡大されます。このパラメーターに使用できる値の範囲は、最小許容値から最大許容値までです。
- 最大許容値 – テリトリーは、変数の値が指定した値を超過する前に拡大を停止する必要があります。最大許容値は最小許容値より大きくなければなりません。
- 各変数に対して、優先度を指定する必要があります。有効な範囲は 0 ~ 100 度です。すべての優先度の合計は 100 になる必要があります。
構文
arcpy.td.SetupCapacityConstraints_TD(in_territory_solution_layer, in_level, {in_capacity_variables})
パラメーター | 説明 | データ タイプ |
in_territory_solution_layer | パラメーターの設定に使用するテリトリー ソリューション レイヤー。 | GP TD Layer |
in_level | 変更するテリトリー レベル。 | String |
in_capacity_variables [in_capacity_variables,...] (オプション) | 許容値変数と優先度。 | GP Value Table |
コードのサンプル
SetupCapacityConstraints_TD (レベル許容値制限の設定) の例 (Python ウィンドウ)
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードでこのツールを使用する方法を示しています。
import arcgisscripting
gp = arcgisscripting.create()
gp.SetupLevelCapacityConstraints_TD("new layer", "Territories[1]", "AREA_SUM 10000 # # 45;TOTPOP_CY_SUM # 3000000 5000000 55")
SetupCapacityConstraints_TD (レベル許容値制限の設定) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)
l次のスタンドアロン スクリプトで、このツールの使用方法を示します。
# Import system modules
import arcgisscripting
gp = arcgisscripting.create()
# Set local variables
solution = "new layer"
level = "Territories[1]"
capacityVars = "AREA_SUM 10000 # # 45;TOTPOP_CY_SUM # 3000000 5000000 55"
# Execute tool
gp.SetupLevelCapacityConstraints_TD(solution, level, capacityVars)
環境
このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。
ライセンス情報
- Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- Advanced: 次のものが必要 Business Analyst