Esri がサポートする環境ポリシーの一般的なサポート情報については、Esri Support をご参照ください。
サポートされているデータベース バージョン
IBM Db2 バージョン 9.7 Fix Pack 4
IBM Db2 バージョン 10.1 Fix Pack 2
IBM Db2 バージョン 10.5 Fix Pack 5
IBM Db2 バージョン 11.1
IBM Db2 バージョン 10 for z/OS
IBM Db2 バージョン 11 for z/OS
データベースの要件/制限
IBM Db2 V9.7 for Linux、UNIX、Windows (64 ビット)
- 最低限必要なサービス パック/パッチ: Fix Pack 4
- 推奨されるサービス パック/パッチ: なし
- 必要なアドオン: IBM Spatial Extender バージョン 9.7 Fix Pack 4
IBM Db2 V10.1 for Linux、UNIX、Windows (64 ビット)
- 最低限必要なサービス パック/パッチ: Fix Pack 2
- Db2 Spatial Extender が Db2 データベース製品メディアに組み込まれました。
- 推奨されるサービス パック/パッチ: なし
IBM Db2 V10.5 for Linux、UNIX、Windows (64 ビット)
- 最低限必要なサービス パック/パッチ: Fix Pack 5
- Db2 Spatial Extender が Db2 データベース製品メディアに組み込まれました。
- 推奨されるサービス パック/パッチ: なし
IBM Db2 V11.1 for Linux、UNIX、Windows (64 ビット)
- 最低限必要なサービス パック/パッチ: なし
- Db2 Spatial Extender が Db2 データベース製品メディアに組み込まれました。
- 推奨されるサービス パック/パッチ: なし
IBM Db2 V10 for z/OS
- 必要なサービス パック/パッチ: APAR PM49678/UK74734、PM49549/UK73788、UK64134/J2AG210
- 必須のアドオン: IBM Spatial Support for Db2 10 for z/OS-Db2 Accessories Suite。
- 次の制限は、ジオデータベースとして有効化されていない Db2 z/OS データベースにのみ適用されます。
- フィーチャ サービスはサポートされていません。
- データベースに情報を書き込むジオプロセシング操作はサポートされていません。
IBM Db2 V11 for z/OS
- 必要なサービス パック/パッチ: P15212/UI18434(J2AG310)。
- 必須のアドオン: IBM Spatial Support for Db2 11 for z/OS-Db2 Accessories Suite。
- 次の制限は、ジオデータベースとして有効化されていない Db2 z/OS データベースにのみ適用されます。
- フィーチャ サービスはサポートされていません。
- データベースに情報を書き込むジオプロセシング操作はサポートされていません。
サポートされているオペレーティング システム
- データベース管理システムがインストールされているサーバーと、ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じである場合、サーバーのオペレーティング システムは ArcGIS 製品のシステム要件と Db2 バージョンのオペレーティング システム要件をどちらも満たす必要があります。
- データベースがインストールされているサーバーと ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じでない場合は、使用する Db2 のバージョンに応じたオペレーティング システム要件を、IBM のドキュメントでご確認ください。
ArcGIS は、Db2 Enterprise Server Edition でテストおよび認定されています。 Db2 Workgroup Server Edition や Db2 Personal Edition など、その他のバージョンの Db2 は、共通のコード ベースを共有しているので、ArcGIS Server の要件を満たす場合にサポートされます。
Db2 データベースの Fix Pack のサポート
- サポートされている DBMS の最小バージョンは、Db2 9.7 Fix Pack 4 です。 一般的に、これより新しい Fix Pack は動作すると考えられます。 ただし、ArcGIS で Db2 9.7 Fix Pack 5 を使用する場合、既知の問題が存在します。 このバージョンでは、Fix Pack 5 はサポートされていません。
- Db2 9.7 Fix Pack 6 はサポートされています。 ただし、IBM Spatial Extender のアップグレード後に空間インデックスを作成する場合、既知の問題が存在します。 詳細と回避策については、IBM サポート サイトをご参照ください。 この問題は、Db2 9.7 Fix Pack 7 で修正されています。
- Db2 9.7 の 32 ビット データベースから 64 ビット データベースへの移行は、「APAR IC87081-SQL0471N IS RETURNED UPON CALLING LANGUAGE SQL SYSTEM ROUTINES POST MIGRATION OF 32-BIT DATABASES TO 64-BIT VERSION」に記載されている回避策でサポートされています。 IBM は、この問題を回避するために FP8 にアップグレードすることを強く推奨しています。
- Db2 10.1 Fix Pack 2 は、「APAR IC90915-DB2 CAN TRAP IN SQLNO_ZZ_STARJN_COMPUTE_INDEX_QUNS_REFD」に記載されている回避策でサポートされています。
DBMS への接続に必要なソフトウェア
クライアント コンピューター (ArcMap が動作しているコンピューターなど) は、使用している RDBMS に合わせて適切なクライアント ファイルをインストールしておく必要があります。これらのクライアント ファイルは、それぞれの RDBMS ベンダーから入手できますが、一部は利便性のために My Esri からも入手できます。My Esri から入手できる RDBMS クライアント ファイルは、IBM DB2 および Microsoft SQL Server 用です。ALTIBASE、Dameng、IBM Informix、IBM Netezza、Oracle、SAP HANA、Teradata 用のクライアント ファイルは My Esri に用意されていないため、RDBMS ベンダーから入手する必要があります。詳細については、「データベース クライアント」をご参照ください。