[データ管理] ツールボックスには、フィーチャクラス、データセット、レイヤー、ラスター データ構造を開発、管理、維持するために使用する豊富でさまざまなツールのコレクションが含まれています。
[解析] ツールボックスは空間または統計に関する問題の解決に使用し、[変換] ツールボックスは各種のデータ形式の変換に必要であるのに対して、[データ管理] ツールボックスでは、フィールドやワークスペースなどの基本構造の管理のような単純なタスクから、トポロジやバージョニングに関連する複雑なタスクに至るまでの各種機能を実行することができます。
ツールセット | 説明 |
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[アタッチメント] ツールセットには、ジオデータベース アタッチメントを管理するためのツールが含まれます。ジオデータベース テーブルおよびフィーチャクラスのレコードに、ファイル アタッチメントを追加する機能は ArcGIS 10.0 で追加されました。アタッチメント機能は、非地理データをユーザーが用意した地理情報に関連付けるための強力な手段です。これらのジオプロセシング ツールを使用して、ユーザーのワークフローへのアタッチメントの組み込みや、アタッチメントの追加および削除プロセスの自動化を、より簡単に実行することができます。 | |
[履歴管理] ツールセットには、ジオデータベース履歴を管理するためのツールが含まれています。ArcGIS の履歴管理は、ジオデータベースのデータに対する変更を記録し、その履歴情報にアクセスできるようにします。ジオデータベースの履歴管理は、データ変更を記録、管理、解析するためのメカニズムです。 | |
[データ比較] ツールセットには、あるデータセットと別のデータセットを比較して、類似点と相違点をレポートするためのツールが用意されています。これらのツールを使用して、データセットに行われた変更を特定できます。 | |
分散ジオデータベースを使用すると、非接続環境または接続環境をとわず、組織のデータを必要に応じて中央サーバーから地方や地域のオフィスに分散させることができます。具体的には、ジオデータベースのレプリケーションを使用して、組織内のジオデータベースの一部または全体のレプリカを必要に応じて組織の各所に配置します。レプリカが更新された場合は、同期プロセスによってオフィス間で変更を同期させることができます。 | |
ドメインは、複数の属性フィールドで使用できる値の範囲を定義するための手段となります。ドメインを使用して、特定のフィールドに設定できる値を制限すれば、データの整合性を維持するのに役立ちます。ドロップダウン リストに表示されるフィールド値を制限することによって、コード値ドメインの整合性をチェックすることができます。範囲ドメインは編集時に自動的に整合チェックされます。 | |
[フィーチャクラス] ツールセットには、複数のフィーチャクラスの作成、アペンド、統合、更新など基本的なフィーチャクラス管理を実行するための一連のツールが含まれています。 | |
[フィーチャ] ツールセットには、フィーチャのジオメトリ タイプを別のジオメトリ タイプに変換し、フィーチャの正確さを確認するためのツールが用意されています。 | |
[フィールド] ツールセットには、フィーチャクラスのテーブルのフィールドを変更するツールが含まれています。 | |
[ファイル ジオデータベース] ツールセットには、ファイル ジオデータベースのフィーチャクラスとテーブルを圧縮および解凍するツールが含まれています。 | |
ジオデータベース管理ツールセットには、ジオデータベースのさまざまな管理タスクのためのツールが用意されています。このツールセットのツールでは、特定のデータベース データ管理ツールに加えて、ジオデータベースのアップグレード、管理、および保守をカバーしています。 | |
[一般] ツールセットには、一般的なデータ管理操作を実行するためのツールが含まれています。フィーチャクラスやテーブルの結合、データセットの名前変更とコピーや削除、重複または同一のレコードの検索と削除、レコードの並べ替えなどを行うツールに加えて、ModelBuilder の機能を強化するツールも含まれています。 | |
[ジェネラライズ] ツールセット内のツールを使用すると、フィーチャを集約または除外できます。 | |
ジオメトリック ネットワーク | [ジオメトリック ネットワーク] ツールセットには、ジオメトリック ネットワークのトレース タスクを作成、管理、実行するために使用できる一連のツールが用意されています。 |
[グラフ] ツールセットは、グラフを作成および保存するためのツールを提供します。このツールを使用して、さまざまなグラフ (バー、ラインなど) を作成し、それをグラフ ファイルや画像として保存できます。 | |
[インデックス] ツールセットには、フィーチャクラスまたはリレーションシップ クラスに空間インデックスおよび属性インデックスを追加または削除するツールが含まれています。 | |
[テーブル結合] ツールセットのツールでは、レイヤーとテーブル ビューの間に結合を作成します。[テーブル結合 (Add Join)] ツールを使用して作成した結合は一時的なものであり、セッションの間だけ存在します。セッションにまたがって結合を維持する必要がある場合は、[リレーションシップ クラス] ツールセットのツールを使用してリレーションシップを作成することができます。 | |
[LAS データセット] ツールセットには、LAS データセットを作成および管理するためのツールが含まれています。LAS データセットは、LAS 形式の航空 LIDAR データを高速で読み取りおよび表示できる三角形分割したサーフェス タイプです。 | |
[レイヤーとテーブル ビュー] ツールセットは、レイヤー、レイヤー ファイル、テーブル ビューを作成および操作します。 | |
[パッケージ] ツールセットには、レイヤー (*.lyr) およびマップ ドキュメント (*.mxd) の統合、パッケージ化、共有を行うためのツールが含まれています。 | |
[写真] ツールセットには、デジタル写真ファイルを分析および管理するためのツールが用意されています。このツールセットには、ジオタグ付き写真ファイル (GPS カメラ デバイスまたはスマートフォンで撮影された写真) からポイント フィーチャクラスを作成するツールや、写真のタイムスタンプおよびフィーチャまたはテーブルの行の撮影時刻を基に写真ファイルとフィーチャまたはテーブルの行を照合するツールが含まれています。 | |
[投影変換と座標変換] ツールセットには、データセットの投影法を設定し、データセットを投影変換するツールが含まれています。 | |
[ラスター] ツールセットには、ラスター データセットを作成し、操作するツールが含まれています。 | |
[リレーションシップ クラス] ツールセットには、フィーチャクラス間およびフィーチャクラスとテーブルの間に関連付けを作成するツールが含まれています。 | |
[サブタイプ] ツールセットには、フィーチャクラスやテーブルのサブタイプを管理するツールが含まれています。 | |
[テーブル] ツールセットには、フィーチャクラスのテーブルの調整と検索を実行するツールが含まれています。 | |
[タイル キャッシュ] ツールセットには、タイル キャッシュを生成、管理、インポート、およびエクスポートするツールが含まれています。これらのツールを使用すると、ArcGIS Server を使わずにローカルのデスクトップで、ラスター データセットやモザイク データセット、またはマップ ドキュメントからタイル キャッシュを生成できます。生成したタイル キャッシュは、タイル パッケージとして ArcGIS Online 上で共有したり、タイル マップ サービスとして公開したりできます。 | |
[トポロジ] ツールセットには、多数のフィーチャクラス間のトポロジ リレーションシップを管理するツールが含まれています。 | |
[バージョン] ツールセットには、データのバージョンを調整するツールが含まれています。 | |
[ワークスペース] ツールセットは、ArcGIS で使用されるデータ格納構造を作成する一連のツールから構成されています。これらの構造には、ワークスペース、フォルダー、2 種類のジオデータベース、フィーチャ データセット、および ArcSDE 接続ファイルがあります。 |