Esri がサポートする環境ポリシーの詳細については、Esri Support をご参照ください。
サポートされているデータベース バージョン
次の Oracle リリースは、ArcGIS がサポートする最小の認定パッチ バージョンです。 これより新しい Oracle パッチは、パッチ セット レベルと中間 (一度限り) パッチも含めてこれらのバージョンでサポートされていますが、認定はされていません。
サポートされている Oracle データベースのパッチの詳細については、ここをクリックしてください。
Standard/Standard One/Enterprise Edition:
Oracle 11g R2 (64 ビット) 11.2.0.4
Standard 2 (SE2)/Enterprise (EE) エディション:
Oracle 12c R1 (64 ビット) 12.1.0.2
Oracle 12c R2 (64 ビット) 12.2.0.1
Oracle 18c (64 ビット) 18.3.0.0.0、18.4.0.0.0
Oracle 19c (64 ビット) 19.3.0.0.0 - Oracle 19c は ArcGIS Pro 2.4.2 からサポートされます。ArcGIS (Desktop, Engine, Server) Support for Oracle 19c Patch をインストールしている場合、Oracle 19c は ArcGIS 10.7.x でサポートされています。
サポートされているオペレーティング システム
データベース管理システムがインストールされているコンピューターと、ArcGIS 製品がインストールされているコンピューターが同じである場合、そのオペレーティング システムは ArcGIS 製品のシステム要件と Oracle バージョンのオペレーティング システム要件をどちらも満たす必要があります。
データベースがインストールされているサーバーと、ArcGIS 製品がインストールされているサーバーが同じでない場合は、使用する Oracle のバージョンに応じたオペレーティング システム要件を Oracle のドキュメントでご確認ください。
ST_Geometry シェープ ライブラリに関する追加要件
ST_Geometry シェープ ライブラリを使用して Oracle の外部プロシージャ (extproc) を構成するとき、Esri では次の 4 つのオペレーティング システムをサポートしています。 Esri がサポートする最小バージョンと、Oracle データベースがサポートする最小バージョンが異なる場合には、最小のオペレーティング システム バージョンを記載します。
- IBM AIX (64 ビット) - Oracle 11.2.0.4 の場合、サポート可能な最小バージョンは IBM AIX 6.1.0.0 です。
- Linux (64 ビット) - Oracle 11.2.0.4 の場合、サポート可能な最小バージョンは Red Hat Enterprise Linux Server AS/ES 5 - update 11 です。
- Solaris (64 ビット) - Oracle 11.2.0.4 の場合、サポート可能な最小バージョンは Solaris 10 SPARC です。
- Microsoft Windows (64 ビット)
Windows の場合、Visual Studio 2017 の最新の Microsoft Visual C++ Redistributable が Oracle データベース コンピューターにインストールされている必要があります。 詳細については、https://support.microsoft.com/en-us/help/2977003/the-latest-supported-visual-c-downloads をご参照ください。
データベース要件/制限
Oracle 19c は Pro 2.4.2 からサポートされます。
ブランチ バージョニングは Oracle 12.1.0.2 以降でサポートされています。
Oracle Text コンポーネントをインストールする必要があります。 Oracle ではデフォルトで Text コンポーネントがインストールされますが、デフォルトのインストールを実行していない場合、Text コンポーネントがインストールされていない可能性があります。
Oracle データベースのパッチのサポート
すべての Oracle パッチ セット (および中間パッチ) のドキュメントとインストール方法については、Oracle Support をご参照ください。 Esri は、Oracle のパッチ セットまたは中間パッチを適用する前に、Oracle データベースの完全バックアップを実行することをお勧めします。 Oracle のパッチ セットまたは中間パッチの適用後に不具合が発生した場合は、前のバージョンの Oracle に戻してください。 必要な場合は、Oracle のサポートにお問い合わせください。
DBMS への接続に必要なソフトウェア
クライアント コンピューター (ArcGIS Pro または ArcMap が動作しているコンピューターなど) は、使用している RDBMS に合わせて適切なクライアント ファイルをインストールしておく必要があります。これらのクライアント ファイルは、それぞれの RDBMS ベンダーから入手できますが、一部は利便性のために My Esri からも入手できます。My Esri から入手できる RDBMS クライアント ファイルは、IBM Db2 および Microsoft SQL Server 用です。Dameng、IBM Informix、IBM Netezza、Oracle、SAP HANA、Teradata 用のクライアント ファイルは My Esri に用意されていないため、RDBMS ベンダーから入手する必要があります。詳細については、「データベース クライアント」をご参照ください。