デフォルトでは、最大 200 イメージをカラー マッチングできます。デフォルトは、[ラスター オプション] ダイアログ ボックスで変更できます。[カラー マッチング] は、デフォルトの制限を超える数のイメージがある場合には使用できません。
カラー マッチングは、データに次の条件が当てはまる場合にのみ行うことができます。
- すべてのバンドの統計情報が計算されている。
- すべてのバンドのヒストグラムが作成されている。
- すべてのラスター データベースに同じ数のバンドがある。
- すべてのラスター データベースに同じピクセル タイプとピクセル深度がある。符号なし 8 ビットと符号なし 16 ビットのビット深度のみサポートされます。
- どのラスター データベースにもカラーマップが関連付けられていない。
カラー マッチングは、参照ラスターとソース ラスターの間にオーバーラップする部分が十分にない場合は、カラー マッチングを実行できません。
参照ラスターとソース ラスターの間に十分な相関がない場合は、線形相関手法を使用できません。このような場合は、別のマッチング手法を選択してください。
- 必要に応じて、[フィーチャ選択]ツール を使用して参照ラスターを選択することができます。
- [コンテンツ] ウィンドウでラスター カタログを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [カラー補正] タブをクリックします。
- 必要に応じて [事前ストレッチ] をオンにして、何らかのカラー補正が実行される前に各ラスター カタログ アイテムをストレッチします。
事前ストレッチを行う場合、元の各ラスター データセットの統計情報は、補正が実行される前に変更されます。
- [カラー マッチング] チェックボックスをオンにします。
- [マッチング手法] 矢印をクリックして手法を選択します。
- アプリケーションによって参照ラスターを自動計算できるようにするには、[すべて] ボタンをクリックします。ユーザーの選択した参照ラスターを使用する場合は、[選択セットから定義] ボタンをクリックします。
[すべて] オプションを使用すると、システムによって参照ラスター データセットが自動的に選択されます。最もオーバーラップする領域を持つデータセットが参照ラスター データセットになる傾向があります。このデフォルト設定で処理が実行されると通常は適切な結果が作成されますが、結果が適切かどうかを確認する必要があります。
- [OK] をクリックします。