サマリ
半径のセットを使用して、リングの商圏フィーチャに対応する新しいフィーチャクラスを作成します。
図
使用法
出力フィーチャクラスの空間参照は、店舗レイヤーと同じになります。
半径の値を定義するときは、有効な数値距離を使用する必要があります。リングの半径として負の距離を使用することはできません。
[使用するサイト] パラメーターで [すべて] を選択すると、店舗レイヤーの入力フィーチャクラス内に、各ポイント フィーチャに対応するリングが作成されます。
[オーバーラップの削除] パラメーターはティーセン ポリゴンを使用して、複数の出力リング商圏ポリゴン間のオーバーラップを削除します。
中抜きのリングにより、バンド形状の出力ポリゴンが作成されます。たとえば、1、2、3 という値を使用して 3 つの値を入力する場合は、0 ~ 1、1 ~ 3、3 ~ 5 マイルのリングを使用して、3 つの出力バンドが作成されます。
ArcMap では、有効な分析範囲 (解析範囲) に含まれるフィーチャに対してのみ商圏が作成されます。
構文
StaticRings_ba (InputFeatureLayer, IDField, All_Or_Single_Or_Selected, RingsCollection, {MeasureUnits}, OutputFeatureClass, {ByID_Or_ByName}, {Single_Site}, {RemoveOverlap}, {Donut})
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
InputFeatureLayer | リングの中心点を格納する入力フィーチャクラス。多くの場合、これは、Business Analyst の店舗レイヤーになります。 | Feature Layer |
IDField | リング中心 (店舗) レイヤーの個別値フィールド。 | Field |
All_Or_Single_Or_Selected | 入力フィーチャ レイヤーのポイントに対してリングを作成します。
| String |
RingsCollection [RingsCollection,...] | 入力フィーチャの周囲にリングを作成するために使用する、昇順のサイズの距離。 | Double |
MeasureUnits [MeasureUnits,...] (オプション) | 距離値で使用される単位。デフォルトでは、Business Analyst の初期設定で定義された単位が選択されます。
| String |
OutputFeatureClass | リング フィーチャが含まれるフィーチャクラス。 | Feature Class |
ByID_Or_ByName (オプション) | 単一のポイントの選択に使用されるフィールド。
| String |
Single_Site (オプション) | 単一のポイントとして使用される店舗の ID または名前。 | String |
RemoveOverlap (オプション) | 重なり合うリング商圏を作成するか、オーバーラップを除去します。
| Boolean |
Donut (オプション) | オーバーラップしない複数の同心リング、つまり中抜きのリングを作成します。
| Boolean |
コードのサンプル
StaticRings (リング商圏) の例 (スタンドアロン スクリプト)
# Name: StaticRings.py
# Description: Creates 1,2, and 3 mile ring trade areas around stores in San Francisco.
# Author: Esri
# Import system modules
import arcview
import arcpy
arcpy.AddToolbox("C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.3\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
try:
# Acquire extension license
arcpy.CheckOutExtension("Business")
# Define input and output parameters for the Static Rings tool
StorePath = "C:/temp/sf_stores.shp"
IdFld = "STORE_ID"
OutPath = "C:/temp/RingOutput.shp"
# Create static ring trade areas
arcpy.StaticRings_ba(StorePath, IdFld, "ALL", "1;2;3", "Miles", OutPath)
# Release extension license
arcpy.CheckInExtension("Business")
except:
print arcpy.GetMessages(2)
環境
このツールはジオプロセシング環境を使用していません
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst