サマリ
各顧客から関連する店舗の位置までの一連のラインを作成します。これらのラインは、多くの場合、スパイダー ダイアグラムと呼ばれます。
図
使用法
多くの場合、入力 [店舗レイヤー] は、Business Analyst の店舗レイヤーになります。
店舗レイヤーは、ポイント フィーチャクラスである必要があります。
ArcMap では、有効な分析範囲 (解析範囲) 内に含まれる顧客ポイントに向かうスパイダー ダイアグラムのみが描画されます。すべての顧客ポイントに向けてスパイダー ダイアグラムを描画する場合、すべての顧客が解析範囲内に含まれていることを確認してください。
道路時間および道路距離を使用してスパイダー ダイアグラムを作成すると、直線 (ユークリッド) 距離を使用した場合よりも非常に時間がかかります。
各顧客レコードに、顧客ポイントから関連する店舗の位置までの距離を追加する場合、[顧客レイヤーに距離を追加] チェックボックスをオンにします。
この解析では、有効な範囲 (分析範囲) 内にある顧客のみが使用されます。
顧客が店舗の位置に割り当てられていない場合、[顧客の設定] ツールセットの [最寄りの店舗に割り当て] ツールまたは [商圏別に割当て] ツールを使用します。
構文
DesireLines_ba (InputFeatureLayer, IDField, All_Or_Single_Or_Selected, CustomerLayer, LinkField, DistanceCalculateMethod, MeasureUnitsForDistanceField, OutputFeatureClass, {ByID_Or_ByName}, {Single_Site}, {UseSelectedFeatures}, {ExcludeOutlyingCustomers}, {CutOffDistance}, {MeasureUnits}, {AddDistanceToBusiness}, {WayToDefineDistanceField}, {DesireLinesDistanceField}, {NameField}, {BarrierFeatureClasses})| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
InputFeatureLayer | スパイダー ダイアグラムの中心点を含む入力フィーチャ レイヤー。これらのフィーチャからスパイダー ダイアグラムが描画されます。 | Feature Layer |
IDField | 各店舗を一意に識別するためのフィールド。 | Field |
All_Or_Single_Or_Selected | 1 つ以上の店舗に対してスパイダー ダイアグラムの解析を実行します。
| String |
CustomerLayer | スパイダー ダイアグラムの顧客ポイントを含めます。店舗からこれらのフィーチャまでのスパイダー ダイアグラムが描画されます。 | Feature Layer |
LinkField | 各顧客を店舗に割り当てる、顧客レイヤー内の店舗 ID フィールド。 | Field |
DistanceCalculateMethod | 各スパイダー ダイアグラムの長さを求める方法。
| String |
MeasureUnitsForDistanceField | 距離値で使用される単位。
| String |
OutputFeatureClass | スパイダー ダイアグラムが含まれるフィーチャクラス。 | Feature Class |
ByID_Or_ByName (オプション) | 単一のポイントの選択に使用されるフィールド。
| String |
Single_Site (オプション) | 単一のポイントとして使用される店舗の ID または名前。 | String |
UseSelectedFeatures (オプション) | 選択したフィーチャのみを使用して、スパイダー ダイアグラムを生成します。
| Boolean |
ExcludeOutlyingCustomers (オプション) | 範囲外のポイントを解析から除外するために、制限距離を設定できます。
| Boolean |
CutOffDistance (オプション) | 範囲外の顧客を解析から除外するための閾値。 | Double |
MeasureUnits (オプション) | 距離値で使用される単位。デフォルトでは、Business Analyst の初期設定で定義された単位が選択されます。
| String |
AddDistanceToBusiness (オプション) | 店舗ごと計算された距離が格納される新しいフィールドを、各顧客レコードに追加します。
| Boolean |
WayToDefineDistanceField (オプション) | 顧客レイヤー内の既存の距離フィールドを使用して、各スパイダー ダイアグラムの長さを格納します。
| Boolean |
DesireLinesDistanceField (オプション) | 解析で計算された距離が格納されるフィールド。 | String |
NameField (オプション) | このフィールドには、通常は文字形式で店舗名が格納されます。 | Field |
BarrierFeatureClasses [BarrierFeatureClasses,...] (オプション) | 距離の計算に道路時間または道路距離のアルゴリズムを使用するときに、ポイント バリア、ライン バリア、またはポリゴン バリアを配置できます。 | Feature Layer |
コードのサンプル
DesireLines (スパイダー ダイアグラム) の例 (スタンドアロン スクリプト)
# Name: DesireLines.py
# Description: Creates a spider diagram between stores and customers in San Francisco using a straight line distance calculation.
# Author: Esri
import arcgisscripting
# Import system modules
import arcview
import arcpy
arcpy.ImportToolbox("C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.3\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
try:
# Acquire extension license
arcpy.CheckOutExtension("Business")
# Define the parameters for the Desire Lines tool
StorePath = "C:/temp/sf_stores.shp"
CustPath = "C:/temp/sf_cust.shp"
OutPath = "C:/temp/desire_lines.shp"
StoreId = "STORE_ID"
AssociatedStoreId = "STORE_ID"
# Create Desire Line output file
arcpy.DesireLines_ba(StorePath, StoreId, "ALL", CustPath, AssociatedStoreId, "STRAIGHT_LINE_DISTANCE", "Miles", OutPath)
# Release extension license
arcpy.CheckInExtension("Business")
except:
print arcpy.GetMessages(2)
環境
このツールはジオプロセシング環境を使用していません
ライセンス情報
- ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
- ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst